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課長
仙台支店
横溝 学

前職から入社までの経歴を簡単に教えてください

私は宮城県仙台市出身で、高校時代からアルバイトをしていたラーメン屋にそのまま就職しました。しかし、2011年の東日本大震災でお店の運営が困難になり、職を失いました。震災後は友人の家の片づけやごみの収集などのボランティア活動を行い、多くの人から「ありがとう」と声をかけてもらいました。この経験から、「手に職をつけて、どんな時でも人のために役立つ仕事」に就きたいと考えるようになり、リフォーム工事ができる仕事を探してMEDに入社しました。

INTERVIEW

未経験で入社を決めた理由を教えてください

MEDの面接では私ともう一人が候補者でしたが、経験豊富で資格も多いその方に比べ、私は未経験でした。それにも関わらず、合格したのは私だけでした。
後に、なぜ私が選ばれたのか面接担当者に聞いたところ、「この仕事は人と人との仕事なので、好感が持てないとどんなに経験があってもやっていけない。うちの会社は人を重視している」と言われました。この言葉を聞き、会社がしっかりと人を見てくれるのだということを実感し入社を決めました。

入社後、技術を習得するために受けた研修と
学んだことを教えてください

地元での研修が難しかったため、約2か月間千葉県で研修を受けました。現場での実践を通じて多くの先輩から丁寧に工事のやり方を学び、先輩たちの人柄の良さも実感しました。特に印象に残っているのは、上司から「センスがない」と言われたことです。知識や経験があっても、センスがないときれいな工事はできません。その家ごとに工事方法がかわるので、設置する人のセンスが問われます。同じ現場はないため、過去のやり方が通用しないことを理解している今は、センスの重要性を深く実感しています。

GAKU YOKOMIZO

研修後地元に戻った経緯と、
地元でどのような貢献ができていると思いますか

2か月間の研修を終えて地元に戻りましたが、まだ震災の爪痕が残り、停電などの困難な状況が続いていました。太陽光の設置や取り付けで救われた家もあり、地元で住宅工事に携わる職人として少しでも貢献はできたかなと感じています。
以前ラーメン屋で働いていた時、社長から「来た人皆を笑顔にしろ」と教わり、お客様の喜びは笑顔でわかることを学びました。それ以来、出会った人を笑顔にすることを心掛けています。MEDに工事を任せて良かったと思ってもらえるよう、今後もお客様を笑顔にできる品質の高い工事を提供していき、地元に貢献していきたいです。

どのような研修制度がありますか?

毎月の施工会議では、各拠点の所属長が集まり、新しい商品の情報や注意点を共有しています。また、年1回開催される職人選手権は、全国の職人が集まりエコキュートの工事技術を競います。地方の支店はなかなか他の支店の工事を見る機会が少ないので、選手権は貴重な比較の機会です。職人選手権では、基本的なルールはありますが、取り付け方には個性が出るためセンスが重要です。若いメンバーから配管の流し方などについて質問されることもあり、センスの大切さを指導しています。また、「センスがない」と言われた上司からは、選手権で初めて「きれいな工事だ」と褒められたことが非常に嬉しかったです。このイベントは技術向上につながるとても良い機会だと思っています。

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