Gai Ono 大野 我意
- メンテナンスアドバイザー
- リフォーム事業部 大宮支店
- 係長
- 2024年新卒入社


メンテナンスアドバイザーをしていて良かったと思える出来事は?
ご担当させていただいたお客様の中に、2週間前にご家族を亡くされたばかりという、とてもつらい状況にいらっしゃった方がいました。お話を伺ううちに、私の祖母と重なる部分もあり、自然と「何か力になりたい」という思いが強くなりました。ただひたすらお話を聞くことに集中していたのを覚えています。
そのお客様が、最後に涙を流しながら「心までメンテナンスをしてもらいました。ありがとう」と声をかけてくださったとき、この仕事をしていて本当によかったと心から思いました。最初は関係性がゼロからのスタートですが、少しずつ信頼を築きあげ、お客様が「業者」ではなく「ひとりの人」として向き合ってくださる。その瞬間に、誰かの役に立てているという実感が生まれ、私にとって大きなやりがいになっています。

MEDの強みはなんですか?
社員一人ひとりが会社を誇りに思っていることです。その背景には、手厚い人財教育の存在があります。
入社後には2ヶ月間の研修があり、その中で私は「自分の幸せを本気で願ってくれる人たち」が会社にいることを実感しました。どんな時でも支えてくれる先輩たち、真剣に向き合ってくれる仲間たちがいるからこそ、私は日々前向きに仕事に取り組めています。
研修制度だけでなく、福利厚生や社内体制も、社員を大切に考えてくれていることが随所に感じられます。そして何より、社員同士が家族のように思いやりを持ち、支え合える環境があるからこそ、社員自身の幸せが実現し、その幸せがやがてお客様にも伝わっていくのだと感じています。

お客様に喜んでもらえるサービスを提供するために心がけていることは?
私が心がけているのは、「今日のメンテナンスを今日だけで終わらせず、お客様にとって快適な暮らしをスタートさせる日にすること」です。私たちは年に一度、お客様のお宅へ伺ってメンテナンスや清掃を行っていますが、その日だけで完結してしまっては、機器の寿命を延ばすことも、快適な暮らしを実現することも難しいと感じています。
だからこそ私は、たとえばキッチンの清掃中に「日常でも役立つお掃除のコツ」や、「お手入れの頻度」といった、日々の暮らしに取り入れやすいアドバイスをお伝えするようにしています。
その場限りのサービスではなく、「今日」という一日をきっかけに、お客様がこれからも安心して暮らせるようなサポートをすることが、私たちにできる本当の価値だと思っています。